葬儀業者直伝!吉川が教える♪葬儀アレコレ

2017年08月18日

葬儀に参列する際の親族のマナーとは

親戚が亡くなったと連絡を受けた場合、よほどの事情がある時以外は、親族は葬儀に参列することになります。遺族とは違って準備に直接かかわることはありませんが、親族であれば相応のマナーが必要になります。基本的に気を付けることはまず服装、持ち物、そして挨拶や焼香の作法です。

男性は黒の略礼服に黒のネクタイを着用します。靴下も靴も黒です。女性は黒のフォーマルスーツかワンピースで、ストッキングも靴も黒にします。女性の靴はあまりヒールの高くないものを選びます。アクセサリーは真珠かジェットの一連のネックレス程度にし、イヤリングはしないか、してもシンプルなデザインのものを選びましょう。

ネックレスが一連なのは、悲しみを繰り返さないようにとの意味がありますので、決して二連のものなどは使わないようにしましょう。仏式であれば必ず数珠をもち、香典を用意します。神式でもキリスト教式でも、香典と言う言葉は使いませんが、香典と同じようにお金を包みます。

親族間で金額が決まっていたりすることもありますので、年長の方などに相談してみましょう。供花やお供物も用意することがありますが、こう言ったことも相談して決めます。喪家への挨拶は控えめに、久しぶりに会う親戚であっても、大きな声などは出さないように注意します。

焼香などの作法は宗派によっても違いますが、こちらは葬儀社から指示があったりもするので、さほど心配はいりません。あくまで喪の席であることを忘れず、しっかりと礼儀を踏まえた態度を忘れないようにしましょう。

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